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ここでは歯科用レセコンの導入にかかる費用やランニングコストについて調査。システム構成や機能による価格の違いや、格安をうたうシステムの注意点、導入前のチェックポイントなどをご紹介します。

レセコンの費用はピンキリ

本サイトでは実績豊富な歯科用レセコンをピックアップし料金体系もリサーチしました。その結果わかったのは、各レセコンによってまちまちで安いものから高いものまでピンキリであることです。

初期費用は不要というケースもあれば、導入時に60万円を超えるものもあります。また月額料金については、1~2万円くらいの価格設定のものが多いですが、プランによっては4万円近くかかるものもあります。

このような差が出るのは、レセコンは各メーカーでオンプレミスやクラウドなど提供形態、プラン内容、搭載機能に違いがあるからです。そのため歯科医院がレセコンに何を求めるかによって費用は変わると考えておくとよいでしょう。

安いからって機能が劣るというわけではない

レセコン導入の主な目的はレセプト(診療報酬明細)の作成です。そのため、どのようなレセコンでもレセプト作成についてはメインに機能として必ず搭載されており、安いから使えないということはありません。

ではなぜ価格に違いが生じるのかと言うと、レセプト作成以外の機能に違いがあるからです。レセコンはその性質上、電子カルテと密接な関係にあり既存システムと連動したり、カルテ作成とレセコン機能一体型のものもあります。

また患者管理や会計機能を拡張して、歯科医院の経営分析機能まで搭載するレセコンともなると、歯科医院の業務全体をカバーできます。したがって安くても機能が劣ることはないですが、価格が高くなると付加機能が充実していきます。

しかし安すぎるところは要注意!

レセコンの価格体系はまちまちで、導入初期費用以外に月額費用がかかるのが一般的です。中には割安料金をアピールするところもありますが、明らかに安すぎるという場合は注意が必要です。

買い取り型で初期費用が高額になる代わりに月額費用が安いなど理由が明確ならよいですが、価格が安いだけの場合はシステムの機能面やセキュリティ面に不安が残ります。導入前にしっかりチェックすることが重要です。

また費用を検討する場合は、トータルコストで考えます。初期費用や月額費用の他に、システムアップデート費用、メンテナンスやサポートなど保守費用もかかります。これらを見逃すと後から想定外の費用が発生することになるので要注意です。

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これを選べば間違いなし! 【診療科目別】
歯科レセコン3

分かりづらい歯科用レセコンを、診療科目別におすすめの3製品で比較してみました。
ターゲットや診療内容に合わせて適切なレセコンを選びましょう。

一般歯科・小児歯科
におすすめ
柔軟なカスタマイズ性と
直観的で簡単な操作性

FLEX NEXT-Pro

FLEX NEXT-Pro
画像引用元:ウィルアンドデンターフェイス公式HP
(https://denf.co.jp/)

特徴

電子カルテ・診療計画・予約・リコールなどの定番機能を備えた上で、部位を選ぶだけでカルテを開かず処置履歴を検索できるなど、使いやすさを追求

電話や遠隔操作サポートで安心。

システム:オンプレミス型

矯正歯科・審美歯科
におすすめ
画像の比較や
編集機能が豊富

oassis

Oassis
画像引用元:Oassis公式HP
(https://o-assis.com/)

特徴

ゴム掛け処置など矯正歯科に特化した記録システム。

画像の編集、手書き、比較、AIによる自動分類、自由配置の組写真など、患者に分かりやすく説明できる機能が多い。

システム:クラウド型

口腔外科・総合病院
におすすめ
医科との連携で
業務を効率化

With

With
画像引用元:メディア株式会社公式HP
(https://www.media-inc.co.jp/product/hisw/)

特徴

医科と歯科でカルテや運用方法を使い分ける必要がなく、二重管理によるミスやトラブルを防ぐ

予約や会計を医科と一本化でき、入院患者にも対応可能。

システム:オンプレミス型