レセプト業務を行うのに資格は必要?
レセプト業務を行うための必須資格はありません。つまり、資格をもっていなくてもレセプト業務を行うことが可能です。
ただ、資格不要でできる業務だからといっても、レセプト業務は簡単ではありません。むしろレセプト業務は難しいといわれており、診療内容や医療用語、診療報酬制度の理解が求められます。
さらに、レセプト業務ではミスが許されません。レセプト作成でミスをしてしまうと、保険者による審査で返戻となり、再作成をすることになります。返戻によって報酬の支払い時期が遅れてしまうため、正確なレセプト業務を行うスキルが必要です。
医療事務の資格はどんな資格?
たとえば、医師や看護師、薬剤師などの医療従事者として働くためには、国家資格を取得しなければなりません。しかし、レセプト業務を行う医療事務には国家資格がないため、資格がなくても活躍できる職業だといえるでしょう。
なお、医療事務に関する国家資格はないものの、民間の資格がいくつかあります。
なぜ医療事務における民間資格があるのかというと、「医療事務の仕事では、専門的な知識やスキルが必要となる場面がある」ため。とくにレセプト業務においては専門的な知識が必要になるため、民間資格取得を目指し、勉強することが望ましいでしょう。
資格を取得するメリットは?
仕事をより覚えやすくなる
資格を取得しておくことで、レセプト業務を含む医療事務の仕事を覚えられます。
たとえば医療事務の経験のない方でも、事前に資格取得を目指して勉強しておくことで、実際の業務をスムーズに進められるようになります。
レセプト業務では診療報酬制度や医療保険制度といった複雑な制度を理解したうえで作成を行うため、事前に知識を得ておくことは重要なのです。
資格手当が得られる場合も
医療事務の資格が手当に適用されれば、毎月の収入に手当が加算されます。なお、資格手当や報奨金の制度の有無や金額は医療機関によって異なるため、事前にチェックしておくことをおすすめします。
キャリアアップを目指せる
医療事務を行う人がキャリアアップを目指す際、取得している資格があればアピールに活用できます。
保有資格があるということは、その分野における専門的な知識を習得しているという証明になります。そのため、キャリアアップを目指す際の武器として資格が役立つでしょう。
レセプト業務に関わる主な資格は?
歯科助手資格
歯科医院での業務をサポートするための知識と技能を証明するのが、歯科助手資格です。歯科助手の資格は、甲種・乙種第一・乙種第二の3つに分かれています。乙種第一は診療室内で働く人向けの資格で、52時間以上の講習を受講する必要があります。乙種第二は事務を行う人向けの資格で、40時間の講習を受講します。
甲種は乙種第一の有資格者で、かつ3年以上の実務経験が必要なので、現実的には乙種第一か乙種第二の選択となるでしょう。
医療事務資格
医療事務資格とは、医療機関での事務業務を行うための知識と技能を証明するものです。医療事務の業務には、レセプト作成のほか、保険請求、患者受付、会計業務などが含まれています。
医療保険制度や診療報酬の知識を学ぶ必要があるため、歯科医院でのレセプト作成の精度向上にも有効な資格です。
診療報酬請求事務能力認定試験(レセプト点検者資格)
医療事務でのレセプト作成に特化した、専門知識と実務能力を証明するのが診療報酬請求事務能力認定試験です。医療事務の最高峰とされ、厚生労働省が唯一認定している全国統一試験。合格率は約30%と難易度が高く、診療報酬の計算、請求書の作成、点検に関する深い知識が必要となります。
レセプトの点検スキルが高まることで、記載ミスや不備が減少し、保険請求の法規や規則に則った適切な請求ができるようになります。
歯科医療事務管理士(歯科医療事務技能認定試験)
技能認定振興協会(JSMA)が実施している歯科領域に限定した医療事務の資格です。歯科医院における受付事務や保険請求業務に必要な実務能力を認定する試験で、学科のほかレセプト作成の実技があります。
合格率は70%程度なので、挑戦しやすい資格といえるでしょう。
歯科特有の診療行為や使用材料に関する知識まで、幅広く身につけられるため、歯科レセプトの作成・点検に役立ちます。
医事コンピュータ技能検定試験
医療事務の現場で必要な医療事務とコンピュータの知識、レセプト作成能力を評価する試験です。医療秘書教育全国協議会が主催しており、「医療事務」「コンピュータ関連知識」「実技(オペレーション)の3つの領域から試験が構成されます。
3級・2級・準1級の3つの級があり、級によって専門性が高まります。
医療現場のIT化が進む中、医療事務の現場で求められるスキルを習得できます。
【おすすめ!】メディカルクラーク®
メディカルクラーク®とは、医療事務の資格のひとつである「医療事務技能審査試験」の合格者の称号です。医療事務の中でも、より高い専門性を持つスペシャリストに位置づけられます。
医師や看護師の事務作業を代行し、医療従事者が診療に専念できる環境をサポートするのが役割です。診断書や紹介状などの医療文書の作成補助、電子カルテの入力代行、検査の予約手配、患者さんへの書類準備、診療記録の整理などまで行います。
医療事務の資格なら”メディカルクラーク®”がおすすめ
メディカルクラーク®は、一般的な医療事務だけでなく、診断書やカルテなど医師や看護師の事務作業の代行も行うことができます。そのため高い専門性を持った医療事務の知識とスキルがあることを証明でき、就職や転職に多いに有利となります。
また、所有していることで未経験からでも医療業界へ入りやすい資格となるため、メディカルクラーク®はおすすめです。
試験の概要について
- 試験の日程:毎月実施(土日を中心に月複数回設定)
- 受験料:8,800円(税込)
- 申し込み期間:試験日の1ヵ月前~1週間前まで
- 申込み方法:インターネットで申込み
- 受験方式:IBT(Internet Based Testing)方式
参照元:日本医療教育財団|試験概要(https://www.jme.or.jp/exam/mc/outline.html)


