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歯科助手・医療事務が起こしやすいミスと対策

目次

歯科助手・医療事務のよくあるミス

歯科助手や歯科の医療事務の業務は多岐にわたるため、慣れないうちはさまざまなミスを発生させてしまいます。ここで、よくあるミス内容と対策方法を見ていきましょう。

保険証・診察券の返却忘れ

保険証や診察券の返却忘れは、歯科助手や歯科医療事務の仕事においてよくあるミスのひとつです。このようなミスは、患者さんに不便をかけるだけでなく、クリニックの信頼にも関わる重要な問題です。

たとえば、患者さんが帰宅後に保険証や診察券が手元にないことに気づいた場合、再び取りに来る手間がかかります。遠方から通院している患者さんであれば、なおさら大きな負担になります。

返却忘れへの対策

患者さんの会計処理を終えたあと、最後の確認として保険証・診察券の返却を必ず意識的に行うことが大切です。慌ただしい時間帯でも、返却の手順を習慣化することで、うっかり忘れを防ぐことができます。

また、トレイに戻すだけでなく、患者さんに直接手渡しすることで返し忘れのリスクを減らす工夫も有効です。

治療準備時のユニット・器具取り違え

行われる治療が「歯の型取り」であるにもかかわらず、誤って「抜歯用の器具」を準備してしまうなど、器具やユニットの取り違えは治療の進行を妨げるだけでなく、患者さんに不安や不信感を与えるため注意が必要です。また、同じ治療内容であっても、使用する器具の種類やサイズが患者さんごとに異なることもあるため、事前の確認不足がミスの原因となる場合もあるのです。

器具取り違えへの対策

治療の準備を始める前に、まずカルテの内容をしっかりと読み込み、医師の指示を正確に把握することが大切です。そのうえで、準備するユニットや器具をダブルチェックし、場合によっては声に出して確認する習慣をつけるのもよいでしょう。

治療直前に歯科医師に対して「本日は○○の処置でよろしいでしょうか?」と確認を取るなど、最終確認を行う方法も有効でしょう。

滅菌や消毒中の異物混入・誤廃棄

滅菌器に入れる前に器具の確認を怠ると、ティッシュやプラスチック片などが混入したまま高温処理され、他の器具への汚染や滅菌不良の原因になります。また、似た形の器具を誤って使い捨て用と勘違いして捨ててしまうと、再購入のコストがかかるうえに、必要な器具が不足して診療の進行に支障をきたすこともあるので、注意が必要です。

異物混入・誤廃棄への対策

基本として器具の種類や使い方をしっかりと理解することはもちろん、使用後の洗浄・滅菌工程を丁寧に行っていくことが重要。滅菌前には器具を一本一本目視で確認し、異物がついていないか、破損や変形がないかをチェックしましょう。さらに、廃棄するものと再利用するものを明確に区別し、保管容器や廃棄箱にもわかりやすい表示をすることで、誤廃棄の防止につなげられます。

レセプト業務のミス

レセプト業務でのミスとして多いのは、診療内容の入力ミスや点数の誤計算などが挙げられます。たとえば、治療の処置内容を正しく記載していなかったり、保険点数の算定ルールを理解していなかったりすると、審査で返戻となる場合も。再処理の手間がかかり、医院全体の業務に遅れが生じることもあるため注意しましょう。

レセプトのミスへの対策

まず基本として、診療報酬点数表やレセプトの算定ルールをしっかりと理解することが大切です。制度は年度ごとに変更があるため、常に最新情報を確認し続ける必要があるでしょう。

また、入力作業の際にはダブルチェックを習慣にすることが効果的です。一人で入力を完結させるのではなく、必ず他のスタッフと確認し合う体制を整えることで、見落としや記入ミスを減らすことができます。

また、レセプト作成を行うレセコンの機能を正しく使いこなすことも大きな助けになります。エラーチェック機能や警告表示を活用することで、不自然な点数や記載内容にすぐ気づきやすくなります。

クリニックにあるレセコンにエラーチェック機能などが備わっていない場合、院長へ買い替えについて打診してみてもよいでしょう。費用はかかるものの、ミスなどを防ぎやすいレセコンに交換することで、レセプト作業の負担は軽減します。それに伴いレセプト業務による残業が減れば、医院全体のコスト削減にも繋がるのです。

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