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【特集】歯科のレセプト請求における返戻の原因と対策

目次

ここでは、歯科医がいつも頭を悩ませる「返戻」に対して紹介します。返戻の原因から対策、算定漏れや返戻の発生を防ぐレセコンを紹介します。

レセプト請求の返戻はなぜ発生してしまうのか?

歯科医師

歯科で起きる返戻の理由で多いものは以下の2点。

  • 患者さんの氏名や被保険者番号間違い
  • 治療部位の記載ミス

この2つをちゃんと確認しないで提出してしまうと、再提出など無駄な工数が発生したり、訂正が終わるまで入金されなかったりなど、自院の業務や収入面にも影響が出てくるので注意しましょう。

患者さんの氏名や被保険者番号間違いはなぜ起きる?

氏名や番号・記号などの表記を間違えてしまうのは、事務手続きミスによるものが多いです。

患者さんの氏名や性別、被保険者番号の間違いを防ぐには

患者さんの氏名や性別、被保険者番号の間違いに関してはダブルチェックの徹底などで、大部分のミスをカバーすることができるでしょう。レセコンへの入力時にチェックを徹底するのは当然のこと、作成・出力したレセプトも再度チェックすることも忘れないようにしましょう。

レセコンが自動計算してくれるとはいっても、入力内容がそもそも間違っている場合があるためです。そのため正確なレセプトを作成するためには、それ相応の知識や経験が必要ということになります。

例えば経験の浅いスタッフに入力を任せる場合は、知識や経験のあるベテランスタッフ等がチェックすると良いでしょう。

また月ごとのチェックだけに頼るのではなく、日々の業務内で入力ミスがないかの確認を徹底することが重要であると言えるでしょう。

治療部位の記載ミスはなぜ起きる?

治療部位の誤入力に関しては心当たりがある先生がたくさんいるかと思います。歯科のレセプトミスの代表的なものといっても過言ではありません。

例えば歯の欠損が多い場合、ぱっと見で何番かも分からないことがありますよね。その場合最初の段階でレントゲンを撮って、歯の形や歯根の形を見て何番かと決めるかと思います。それから何ヶ月かすると、口腔内の情報が変わっていて、4番だったものを5番だと思ってしまった、ということがないでしょうか。

歯科治療は1回で終わることはほとんどなく、何カ月にもわたって治療を続けていくことからも、治療部位が間違ったまま提出してしまった場合、訂正にとても大きな手間がかかってしまうので、徹底した対策を講じる必要があるでしょう。

治療部位の記載ミスを防ぐには

部位の記載ミスに関しては、ダブルチェック等で防げるものではありません。つまり治療部位の記載ミスをさせない仕組みづくりをする必要があります。

とはいえ先ほど述べたように、欠損などがあると、口腔内の情報を正確に把握することが難しいです。ましてや、治療に携わるスタッフが変わる場合は、人によって認識する場所に差が発生してしまう可能性があります。

仮に治療する部位を間違ってしまった場合、治療する必要のない箇所を治療してしまうということも起こり得るため、このようなことは患者にとっても不幸であると言えるでしょう。

このような問題を解決するために、正しい箇所に正しい治療を行い、きちんと保険請求ができるためのシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

事前に治療に沿ったプランを作成して
終わりまで計画的に治療を行える
「Flex NEXT-Pro」

ウィルアンドデンターフェイスキャプチャ

画像引用元:ウィルアンドデンターフェイス公式HP(https://denf.co.jp/)

Flex NEXT-Proとは

Flex NEXT-Proは株式会社ウィルアンドデンターフェイスが製作・販売している歯科用のレセコン。使用する歯科医の立場に立ち、使いやすさと安全性を考えたレセコンです。

注目はFlex NEXT-Proの「プラン作成機能」

従来のレセコンのカルテ入力機能は、治療ごとに、部位ごとに選択表の中から治療内容を自ら選んでいくものとなります。

一方で、Flex NEXT-Proの「プラン作成機能」は、もともと登録されている治療プラン通りに沿って治療を進めていくものとなるため、スムーズでわかりやすい「治療プラン」を作成することができます。

Flex NEXT-Proのプラン作成機能は
なぜ部位入力ミスに対処できる?

Flex NEXT-Proは事前にプラン登録をしてしまえば、今日はここまで、次回はここまでといった具合で、部位と治療内容が自動入力されるので、毎回部位を入力して何をするっていうのを選ばなくても良くなるのが特長。そのため人によって部位間違いを起こすというリスクが軽減されます。

さらに、違う治療計画もまとめて登録することができるので、虫歯の治療や神経の治療、抜歯の予定もまとめて立てることができるのです。

Flex NEXT-Proのプラン作成機能は
なぜ算定漏れを防ぐことができる?

登録されているプランの中に取れるものが全部入っているため、計画通りに順番に進めていただければ、算定漏れ自体が発生しません。つまり、治療を行ったのにカルテに記載漏れをしてしまった結果、取れるものが取れなかったということを防ぐことができるのです。

Flex NEXT-Proのそのほか注目ポイント

治療費の概算が分かる「治療費概算機能」が備わっています。そのため、この治療でいくらぐらいかかるのか患者さんに提示することができるため、患者さんとのコミュニケーションツールとして活用でき、患者さんも次はいくらぐらい用意しておかなくてはならないと分かるので、安心して通えるでしょう。

「Flex NEXT-Pro」のプラン作成機能動画でチェック

会社名 株式会社ウィルアンドデンターフェイス
所在地 東京都新宿区大久保2-4-12 新宿ラムダックスビル2F
営業時間 月、火、水、金:9:00~18:00
木、土:9:00~17:00
電話番号 03-5273-6791
URL https://denf.co.jp/